記憶術講座 記憶イメージ・キャラ記憶術の原理・種類・方法
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記憶術の原理・種類・方法

記憶術の原理は2つだけ


 記憶術の応用テクニックはたくさんありますが、整理すればその原理はたったの2つだけです。それは次のような原理です。

原理1: 言葉や数字などをイメージ化する
原理2: イメージとイメージを強く結びつける

 原理1の「イメージ化」とは、たとえばリンゴ、つくえ、飛行機などの形や色、雰囲気などを頭に視覚的にイメージとして思い浮かべることです。
 原理2の「イメージとイメージを結びつける」については、次に説明する「イメージ連結法」をご覧ください。

基本となる記憶術は4種類、あとはその応用


 記憶術には基本となる記憶法が4種類あります。どんなに複雑なものも、この4種類の記憶術を組み合わせて応用するだけで覚えられます。

①イメージとイメージを強く結びつける【イメージ連結法】

 私たちはだれでも、ひとつの言葉を聞くと反射的に他の言葉を連想する脳の働きを持っています。たとえば、「夏休み」といえば「海水浴」、「満月」といえば「オオカミ男」というようなことです。
 記憶術ではこれと同じように、2つの言葉(イメージ)を、心に強く刻まれるストーリーを頭に視覚的に描いて覚えます。

 具体的な例で説明しましょう。たとえば、「ブタ」「かご」をイメージで連結する場合は、次のようなイメージ・ストーリーを頭に描くと忘れません。

 イメージ: ブタが(江戸時代の)かごに乗っている。

 「こんなことを覚えるのは試験に関係ない」思うかもしれませんが、実はこれは「ブタの飼育日本一」「鹿児島県(=かご)」であることを、記憶術で覚える方法なのです。

 イメージ連結法にはいくつかのモデルパターン(高山公式)があり、練習すればだれでもできるようになります。

②どんな言葉も視覚的にイメージ化する【イメージ変換法】

 覚える事柄は形があって、そのままイメージできるものばかりではありません。そこで、たとえば実験、民主主義、ベンゾチエビン環などの抽象的な言葉も、さまざまな記憶術のテクニックを使ってイメージ化します。これをイメージ変換法といいます
 先ほどの「鹿児島県」を江戸時代の「かご」のイメージに置き換えたのも、イメージ変換法のテクニックの一つです。

 イメージ変換法は、記憶術を受験勉強に利用する上でいちばん重要なテクニックですが、あまりくわしく解説した指導書は見当たりません。かんじんな部分がどこにも書いてないのですね。
 高山メソッドでは多彩な変換テクニックを、たくさんの実例を挙げて説明しています。

③順番を絶対に忘れないリストに結びつける【基礎結合法】

 連続した暗記項目がたくさんある場合に威力を発揮するのが基礎結合法(命名者は故・渡辺剛彰氏)という記憶法です。
 私たちはこれまで生活してきた中で、順番を絶対に忘れない事柄をたくさん知っています。たとえば十二支自分の体の部分(上から下へ)、最寄りの駅や学校までの道順(途中の風景)などです。 これに覚えるべき項目を順番に結び付けていくのが基礎結合法です。

 基礎結合法もイメージとイメージを結びつけていくことに変わりはなく、原理的には「イメージ連結法」と同じものです。基礎結合法を身につけると、トイレや電車の中、あるいは歩行中に、メモを見ずに覚えた項目を高速で復習することができます。

④イメージ変換法の特殊な応用技術【数字記憶法】

 数字の記憶は受験では不要な人も多いでしょう。でも、日常生活やビジネスでは使えると便利です。
 数字記憶法は、数字を形のあるものにイメージ変換し、それをイメージ連結法や基礎結合法などの手法を使って覚えるものです。語呂合わせではいい言葉が見つからず、覚えるまでに時間がかかりますが、記憶術なら100ケタ~200ケタ程度の数字ならだれでもスイスイ覚えられるようになります。

英単語記憶術はイメージ変換法の応用技術

 英単語記憶術は、イメージ変換法の「カタカナ語をイメージ化する手法」を応用し、イメージ連結法で覚えれば簡単です。難解漢字の覚え方も同じように、イメージ変換法やイメージ連結法の応用でできます。単語によって、正攻法の覚え方と記憶術とを使い分けると効果的です。カタカナ語記憶法から英単語記憶術へ

系統樹記憶法は記憶術の最終兵器


 系統樹というのは、いくつかの項目が枝分かれし、さらにその枝にまた細目がついていて、まるで樹木のような形をしたチャートのことをいいます。表組みも一種の系統樹と見ることができます。高校受験から資格試験まで、参考書のまとめを丸暗記する際には、この系統樹記憶法が欠かせません。

 系統樹記憶法は高山メソッドで使っている名称ですが、特に新しいものではありません。なぜなら、この記憶法はイメージ連結法や基礎結合法を2つか3つ組み合わせた応用技術に過ぎないからです。
 しかし、系統樹(表)の規模や形によって、組み合わせ方がさまざまに異なってきますから、たくさんの実例に接しないとなかなかコツがつかめません。

 記憶術の最終兵器とも呼ぶべきこの系統樹記憶法を理論だけでなく、実際の試験科目に即した豊富な例題で学べるのが高山メソッドの特長です。

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