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学習計画表と学習記録表で成績アップ

高校受験・大学受験は目標を少し高めに


 受験勉強は、根性主義でただやみくもに努力するだけでは効果がありません。意外に思うかもしれませんが、しっかりした学習計画表を立てることがとても大切です。

 その学習計画表は、自分の目標に添ったものでなくてはなりません。だから、学習計画を練る前に、自分の目標がしっかり定まっている必要があります。

 高校受験生も大学受験生も、自分の将来を大きく左右する目標ですから、「親や先生がそういうから」というような人任せでは本当の目標とはいえません。自分が心から進みたい道、受けたい高校・大学をまずしっかりと決めてください。

 目標を決める上で大切なことは、現在の自分のレベルに合わせて低く設定しないことです。目標が低ければ本気にならず、怠けグセがついてしまいます。やはり、目標を掲げるなら、ちょっと高めがよいのです。「自分はこの程度」と低く考えてしまうと、これから先の人生はずっとその範囲から出られなくなります。

 第一目標に向かって精一杯頑張って、結果的にダメだったとしてもムダにはなりません。第二目標に進むのは小さな挫折かもしれませんが、それでも先は長いのです。すぐに立ち直れるくらいの挫折は、長い人生の中でとても有益です。少なくとも、最初からダメと決めつけてしまう人よりは、はるかに実りが多いはずです。

合格後のイメージを頭に描く

 さあ、そうして受験目標が決まったとしましょう。次に大事なことは、「自分が合格してそこに入学するイメージ」をしっかり頭に描くことです。自分の目標を忘れず、継続して頑張る気持ちを失わないためです。できれば勉強机の前に、目標を書いておくとよいでしょう。

 「毎日、少しずつ目標に近づいているんだ」と自分に言い聞かせることも大切です。そうすることによって、自信を失わず、自分の立てた学習計画を着実にこなしていけるようになるのです。

学習計画表の作り方で勉強法は変わる!


 どんな勉強法がいいかは、学習計画表の立て方によって決まってきます。学習計画表とは目標(ゴール)に向かって長い道のりを戦い抜く戦略であり、個々の勉強法はその手段=戦術に過ぎません。

 学習計画表は大きく分けると、半年、1年という長期計画と、一週間ないし1ヶ月といった短期計画があります。長期計画は、科目ごとにも定める必要があります。また、1週間の計画の場合は、どの科目をどれだけやるかという時間割のようなものになります。受験に限らず、普段の学校の勉強に対応した時間割表は作っておきましょう。

 1週間の計画表は平日のみに予定を書き込み、土日は空欄にしておきます。いろいろな事情で平日でできなかったことを、予備として残しておいた土日にやるのです。また、順調にこなせれば、土日は苦手な科目や、さらに実力を伸ばしたい科目など、臨機応変に割り振れます。
 その他、土日は思い切った気分転換のために空けておく意味もあります。

 長期計画の場合、科目ごとにどの単元はいつまでに終わるかを決めます。テスト問題集などは1週間に何ページ進められるかを考え、何ヶ月で1冊終えるのかを決めましょう。

 長期の学習計画表を作るのは、時間がかかるものです。でも人生の基本設計のようなものですから、安易に決めないでください。計画がしっかりしていてこそ、実行が実りあるものになるのです。

 よく陥りやすい過ちは、欲張りすぎて無理な計画を立てることです。マラソンを走るのに400m競争のようなスピードではすぐにバテてしまいます。またマラソンは、同じ風景が続くと単調で飽きがきます。効率が落ち、スランプになることもあるでしょう。それを防ぐためにも、さまざまな風景(科目)を織り交ぜ、教科書、参考書、問題集、志望校の過去問など、定期的に変化をつけることも大事な工夫です。

 何事も無理は禁物。大事なことは集中力を切らさないことです。継続は力なり! 最後まで走り続けることのできる計画を立ててください。

学習記録表をつけるのは自分を勇気づけ、成果を生む魔法


 学習記録表は、学校や塾などでによっては義務づけているところもあるでしょう。でも、ここでいう学習記録表は、あくまで自分の立てた学習計画表に対してどれだけ実行できたかという記録です。

 勉強に限らず、何かを長期間にわたって行うときは、毎日の行動を記録することが目標を達成する上で重要になってきます。

 たとえば、ダイエットの場合は、食事ごとに食べたものを細かく記録するだけ、という方法があります。それだけでカロリー制限への意識が長期間続き、成功率が高まるといいます。
 ウォーキングの場合も同じです。毎日歩いた歩数を記録するだけで、励みになります。肥満の防止や改善、血圧や血糖値改善への効果が、記録をつけない人よりもずっと上がるのです。

 受験勉強の場合も同じです。毎日、自分の歩いた道のりを振り返ることで、着実に進んでいることが実感でき、明日に向かってのやる気がその都度生まれます。そう、学習記録表は魔法のツールなのです。

 1週間の計画表の場合は、科目ごとの勉強時間数を書き込み、1週間ごとに集計するだけでも効果があるはずです。さらに、予定通り勉強ができなかった場合はその理由や反省、今後の取り組み方への決意などを書くのが、記録表の上手な使い方です。

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